ゴールデンウィークもとうの昔。
北海道も暖かくなりました。
前回のつづきです。
京都旅行3日目です。
この日は朝から雨模様。予定では午前中に「男爵」リクエストの嵐山の竹林の道をみてから、午後に「きたあかり」リクエストの太秦映画村を周る予定です。
ちなみに、ホテルで太秦映画村の入場券が売られてました。現地で買うよりお得なので事前に購入しました。
嵐電に乗っていきますよ。
ちなみに「嵐電」は京福電気鉄道嵐山本線の愛称です。
駅の窓口で映画村セット券なるものを見つけ、もしやホテルで入場券を買ったのは早まったか?と内心冷や汗が出ましたが、
よくよく計算すると、ホテルで入場券を買って嵐電の1日フリーきっぷを買ったほうが、嵐山まで行ってから映画村に行く場合はお得なことが判明し、
胸をなでおろしました。
おぉ、「きたあかり」よ、今行くよ。
嵐電は最初路面電車ですが、
途中で線路に変わります。
なんだか不思議な気分でした。
そんなこんなで嵐山に到着。
ホテルを出る頃はパラつくくらいだった雨が少し強くなってきました。
傍らのお地蔵様など見つつ進みます。
そして、竹林の道へ。
思ったよりまばらだなぁ、CMとかで見る映像はやっぱりプロが撮影した分割増なんだねぇ、とか何とか言いつつ、
せっかくだから記念撮影。
道端に何故かジオラマ(?)が。
更に奥へ進むと、なんと!
もっと密な竹林の道が。
どうやらこっちが本物のようです。
こっちのほうが数段きれいでした。
じゃ、ここでもう一枚。
竹林の道からは、天龍寺というお寺の庭園に入れます。(拝観料はかかります)
せっかくなので、天龍寺に入ることにしました。
ちなみに天龍寺は後醍醐天皇の菩提を弔うために足利尊氏公が創立したお寺だそうです。
篠突く雨の中、桜が綺麗です。
庭園は「百花苑」というらしく、色々なお花が咲き乱れてました。
雨の中も風情がありますが、お天気の時も良かったでしょうねぇ。
こちらは見事な枝垂れ桜ですね。
多宝殿の由緒書きには、光厳上皇の院宣によると書かれてました。
本音と建前でしょうか。
外から中の後醍醐天皇の御木像を写させていただきました。
それにしても立派なお庭です。
山々の風景と調和してます。「借景」ってやつでしょうかね。
持って行ってたタブレットのアプリでパノラマ写真を撮ってみました。
これでも庭の素晴らしさは充分表せませんね。
ぜひ、機会があれば直に見るのをおすすめします。
お庭を見て回った後は、法堂の雲龍図を見ました。
この「雲龍図」ですが、「八方睨みの龍」が描かれています。
法堂の天井いっぱいに描かれた龍は大迫力なのはもちろんなのですが、
どこから見ても、見ている者を睨みつけているようにみえるんです。
が、この絵の本領は実は自分が動きながら見ることにあります。
なんと、動きながら見ても龍の顔が自分を追いかけてくるのです。
背景や龍の体も何故かうねっているようにみえるんです。
なんとも不思議な図でした。
ちなみに、撮影禁止です。ぜひ、ご自分の目で見てみてください。
こんな感じの龍ですよ、とパンフレットの写真をあげておきます。
法堂を出る頃には、雨は本降りに近い状態に。
こりゃ、本当に金閣は晴れた前日に見ていてよかったなぁ、とこの時つくづく思いました。
嵐山駅の近くで軽く昼食を摂ってから、太秦映画村に移動です。
つづく